PENTAX 6×7で撮る #湘南と富士山

PENTAX 6×7で撮る #湘南と富士山

バケペン部 部長のabc(@dabcphoto)です。

自己紹介も兼ねまして、富士山縛りで作品を掲載します。富士山縛りなので胸焼けしてしまうかもしれません。

私は朝夕の湘南が大好物です。

夏はビーサン、冬は長靴を装備して、砂浜を駆け回るのが私の撮影スタイルです。

PENTAX 6×7を手にしたのは2019年秋頃ですので、掲載しているのはそれ以降に撮影したものです。


数年前に意を決して早起きをした朝は忘れもしません。

海岸に着くとヴィーナスベルトでピンク色に染まる富士山が目に飛び込んできました。その瞬間からもう朝活の虜。すっかり冬の習慣になりました。

PENTAX 6×7を手にしてからも、その習慣は変わりません。

PENTAX 6×7, FUJIFILM Velvia100, 鵠沼海岸

朝の撮影が終わると、猫カフェで猫とゴロゴロしたり、芝生でお昼寝したり、カフェでまったりしたり、気ままに過ごします。

そして夕方になると、また朝いた海岸へ戻ります。

PENTAX 6×7, Kodak PORTRA400, 鵠沼海岸

言うまでもなく、夕方も最高です。

湘南は日の出前から日の入り後までサーファーが溢れていて、風景のアクセントとなってくれます。

PENTAX 6×7, Kodak PORTRA400, 鵠沼海岸

時々趣向を変えて、七里ヶ浜を訪れることもあります。

西へ続く海岸線に写り込む夕焼け空のグラデーションが美しく、いつまでも眺めていられます。

PENTAX 6×7, Kodak E100, 七里ヶ浜

撮影にはリバーサルフィルムのE100を使用。ルーペで覗くとついついニヤニヤしてしまう1枚です。

ドラマチックな空というのはいつ訪れるかわかりません。曇り予報でもとりあえず海に足を運んでみるように心がけています。

時にはローポジションでカメラを構えてみます。

PENTAX 6×7, Kodak PORTRA400, 鵠沼海岸

波打ち際の映り込みが本当に美しいのですが、どうやって撮ろうかいつも悩んでいます。

当然バケペンにはバリアングルモニターなんてものはありませんから、勘です。100%勘。

再びの七里ヶ浜。江ノ島と富士山を一緒に撮影できるスポットでもあります。

PENTAX 6×7, Kodak PORTRA160, 七里ヶ浜

200mmで撮影すると少々窮屈ですが、最近165mmを購入したのでバランス良く撮影できるようになったはず。今度足を運んでみます。

たまに足を伸ばして、江ノ島の裏手へ行くこともあります。

PENTAX 6×7, Kodak E100, 見晴亭前

疲れた身体に鞭打って帰路に就くのが面倒なので、本当にたまに。(狭くて急な階段が続きますので、撮影の際には周囲の状況に気を配ります。)

江ノ島は撮ってよし、上陸してよしの最高の島です。

が、上陸するまでもなく、江の島弁天橋で見る富士山もまた良いものです。(人の往来がありますので、手持ちでサクッと。)

PENTAX 6×7, FUJIFILM Velvia100, 江の島弁天橋

たまには三脚を立ててじっくりと撮ってみたりもします。

PENTAX 6×7, FUJIFILM PROVIA100F, 鵠沼海岸

波待ちのサーファーはしっかり静止していて面白いです。

続いては再び朝の富士山。#Kodak日本一周 で掲載した1枚です。

PENTAX 6×7, Kodak E100, 鵠沼海岸

いい空に巡り会えてよかったと改めて思います。

選定はしませんでしたが、同時期に撮影した七里ヶ浜の夕景も納品候補にしておりました。

冬の江ノ島はイルミネーションが点灯します。

PENTAX 6×7, Kodak E100, 七里ヶ浜

まだ空に色が残っている時間帯ですから、多少暗くてもチャレンジ。

震える手でレリーズを握りしめながら、シャッタースピードは勘です。


テレワークな日々の2021年。

年明けから忙しい日々が続いており、約半年ぶりに訪れた鵠沼海岸は太陽の沈む位置がすっかり変わっていました。

PENTAX 6×7, Kodak PORTRA400, 引地川河口

これから梅雨に入り、富士山が姿を現す日は減ってしまいます。再び姿を現す頃にはすっかり夏模様でしょうか。

社会情勢を鑑みながら、まだ訪れたことがない葉山の方へ足を伸ばしてみるのもいいかもなぁなんて思っています。

この夏はどんなフィルムを使おうかなぁ。